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77件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2015-05-22 第189回国会 衆議院 法務委員会 第16号

深山政府参考人 今お話があったとおり、民事再生法は、経済的に困難な状況に陥った債務者、すなわち再生債務者について、債権者の多数の同意を得た再生計画によって債務減免等権利変更を行うことによって、その経済的な再生を図る手続でございますが、御指摘公租公課債権のように、一般先取り特権やその他の一般優先権がある債権、これは通常の再生債権とは異なりまして、民事再生法上、一般優先債権とされて、再生手続開始

深山卓也

2002-11-12 第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号

やはりこういった住宅という、なくなればこれはまさに仮住まいに入って、戻るべきところが進まなくなっちゃったというときに、先取り特権等をきちっと付与するということでそういったことを抑止していくということは考えなかったんですか。一般的な債権しかないということになるんですかね。

保坂展人

1999-12-10 第146回国会 参議院 法務委員会 第10号

先ほどの米国連邦倒産法条文の中において規定があるわけでございますが、他の担保権がついていない再生債務者財産等について先取り特権を設定することによって信用供与を受けることができるという制度だというふうに承知しております。この点は再生手続におきましても、他の担保権がついていない債務者財産等に新たに担保を設定して新規に融資を受けることは、明文の規定はありませんが可能でございます。

細川清

1998-04-09 第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第9号

前の災害特で私は言ったんですが、いわゆるナホトカ号のような場合、その補償は原因者がいるわけだから私人間の問題だというような形で対処すると、そこのところの救済のための工事その他公的な負担というものは、いわば先取り特権的な問題になってしまって、法律でこれはその分取らにゃいかぬということになっていると思うわけです。  

山崎力

1983-04-12 第98回国会 衆議院 法務委員会 第6号

そこで、この改正法案はこの点についての手当てといたしまして、先取り特権の問題と、それから特定承継人に対する請求規定を充実したということでございます。これによりまして、規約等によって共同管理の経費として区分所有者が出捐すべきものとされた管理費あるいは修繕積立金等については広く先取り特権が及び、かつ区分所有者が交代した場合にはその承継人に対しても請求できることになったわけであります。

中島一郎

1983-04-12 第98回国会 衆議院 法務委員会 第6号

○岡田(正)委員 そこで、これだけいわゆる管理に必要な費用の積み立てあるいは先取り特権そういうものを法律の上で対応なさったということになれば、三十戸以下のマンション、そういうところは、われわれの方にもぜひそういうものを適用してもらいたいなという気持ちが当然あろうかと思いますが、三十戸以上ということに限定してありますから、三十戸以下の分についてはこの新しい法案による対応はやはりありませんね。

岡田正勝

1983-03-07 第98回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第3号

これは先取り特権がありますよ。先取り特権があるけれども、これは六カ月だけでしょう。六カ月の場合に、労働協約なり何なりにある場合には退職金が入りますな。雇い人、給料で六カ月しか入りませんけれども。だから、中小企業の場合などには退職給与引当金というのはきわめて利用されていない、また利用するだけの力がない、しかも従業員に対しては本当の恩典というか担保にならない、こういう形になってくる。

稲葉誠一

1982-04-21 第96回国会 衆議院 運輸委員会 第15号

稲葉説明員 わが国の法律によりますと、先生の御指摘のように、商法に八百四十二条という条文がございまして、これによってこの事故が起こったような、つまり責任制限の対象になる債権がございますと先取り特権が生じまして、これに基づいて差し押さえを常にすることができるということになっております。  

稲葉威雄

1982-04-21 第96回国会 衆議院 運輸委員会 第15号

稲葉説明員 私、不勉強でその問題の裁判例をよく承知しておりませんけれども、法例の十条というのは、先生指摘のように、この「其他登記スヘキ権利ハ」というふうに言っておるわけでございまして、船舶の先取り特権というのは登記すべき権利ではないわけでございます。これにつきましては、日本法が適用になる限りにおいては日本法律によって差し押さえができるということは確かであろうというふうに思うわけでございます。

稲葉威雄

1981-11-19 第95回国会 参議院 商工委員会 第4号

なお、最後に先生指摘になりました零細下請企業債権先取り特権を認めることにつきましては、中小企業庁長官名をもちまして実は法務省、最高裁の事務局大蔵省等にその善処方につきましてお願いをすでにいたしておりますが、この背景になりますのは、中小企業倒産対策委員会というものを設けまして、先生指摘の点が重要であるという必要性についての認識を背景にいたしておるわけでございます。

勝谷保

1981-11-19 第95回国会 参議院 商工委員会 第4号

通産省として、また中小企業庁として連鎖倒産、これを防止するためには下請企業債権確保といいますか、特別の零細下請企業人たち先取り特権こういうものを連鎖倒産を防止するために積極的に創設して、そしてできるだけ倒産しないような具体的な防止措置というものが私はとられるべきだろうと、こういうふうに考えますけれどもいかがですか。

高杉廸忠

1981-10-30 第95回国会 参議院 内閣委員会 第7号

たとえば民法等規定をされております賃金先取り特権という規定がございます。これは使用者がどんなに経営事情が苦しくても他の債務に優先して支払わなければならない。先取り特権があるということが民法上も明記をされております。言うならば労働法制以前の問題点であります。労働契約論から見ましても、四月一日以降は労務の提供は求めるけれども、その対価としての賃金は決めない。

矢田部理

1981-03-27 第94回国会 衆議院 運輸委員会 第5号

そういったことで、債権の基礎になっております資産関係は、もちろん分割もしないし、連帯債務にはいたしておりますし、資産をそのまま承継させているということで債権者保護が図られておりますし、また公団資産を引き継いだ各法人の資産に対しまして債権者先取り特権も認めております。そういった債権者保護を十分に図っておりますので、御指摘のような問題はないというふうに考えておるわけでございます。

吉村眞事

1981-03-24 第94回国会 参議院 地方行政委員会 第5号

神谷信之助君 まあいずれにしても債権者会議で、まあ税金ですから先取り特権がありますからある程度保障はされるでしょうが、清算をしてもらわなきゃならぬ、そういう状況です。  それで、税金の問題だけじゃなしに、永大が来れば一日一千トンの水が必要だというわけですね。そこで専用水道施設を五十年度に約一億数千万円かけて完成をした。

神谷信之助

1979-03-23 第87回国会 衆議院 法務委員会 第8号

香川政府委員 一般先取り特権特にその中で私ども注意を払いましたのは労働者賃金債権でございますが、そういったものも債務名義を必要とするということに相なりますと、実際は権利保護に欠ける結果になるおそれがあるというふうなことで、有名義主義一つの大きな例外として規定したわけでございます。  

香川保一

1979-03-01 第87回国会 参議院 法務委員会 第6号

で、これは日用的供給一般先取り特権ですから、あらかじめ極度額を決めて公正証書を結んでおくという、これはできませんし、非常にむずかしい問題で、しかし実際は、八百屋さんにしろ、その他日用品を供給する立場の債権者からすると問題がある。局長からいまのような御見解がありましたが、裁判所としては、この百三十三条の運用と先取り特権保護についてどういうお考えでしょう。

橋本敦

1979-02-20 第87回国会 参議院 法務委員会 第3号

政府委員香川保一君) その実態をよく御存じの寺田委員の御感触からは、そういうものが先ほど私が申し上げたような解釈になるということが実情にそぐわないというのであれば、これは私は立法上検討しなければならない問題かもしれないと思いますけれども、ただ、お言葉を返して失礼でございますけれども、例示されました例は、たとえば労働組合が金庫から金を借りて立てかえ払いするというふうな場合、それがもしも先取り特権によって

香川保一

1978-06-15 第84回国会 参議院 法務委員会 第16号

そういうことから、今回の法案におきましては原則として債務名義がなければ配当要求も認めない、ただ、それでは若干硬直化するおそれもございますので、裁判所の一度レビューした、仮差し押さえ債権者については配当要求を認めることにいたしておりますほか、もう一つ一般先取り特権によって担保される賃金債権があるわけでございます。

香川保一

1978-06-13 第84回国会 参議院 法務委員会 第15号

すなわち、まず、虚偽債権等の届け出による不当な配当要求を排除するため、現行法配当要求制度を改善し、配当要求をすることができる一般債権者につきましては、原則として、判決等債務名義を有する債権者及び仮差し押さえ債権者に限ることとし、例外的に、給料債権者等一般先取り特権を有する者につきましては、その優先弁済権を確保するため、債務名義がなくても配当要求ができることとしております。

瀬戸山三男

1978-06-06 第84回国会 衆議院 法務委員会 第28号

さらに現在、長年競売法によりまして、たとえば一般先取り特権について少額の賃金債権についての担保権の実行というものがあるわけでございますが、これを債務名義を要るということにいたしますと、果たして実情に合うかどうか、負担に耐えるかどうかというような政策的な問題もございまして、さような債務名義は要らぬことにいたしたわけでございます。  

香川保一

1978-06-06 第84回国会 衆議院 法務委員会 第28号

現行法は、御承知のとおりそういう債務名義を必要としていないわけでございまして、たとえば賃金債権保護するための一般先取り特権という制度があるわけでございますが、この一般先取り特権を実行する場合に物的債務名義が要るということになりますと、一般賃金というふうなものはそう高額のものではないわけでございまして、そのために債務名義が要るということに相なりますと費用倒れになるおそれもございます。

香川保一

1978-06-06 第84回国会 衆議院 法務委員会 第28号

抵当権先取り特権については換価により消滅することは担保権の性質から当然であることは五十九条一項の規定のとおりだと思います。問題は留置権であります。同条四項によりますと、買受人がその被担保債権を弁済する責任を負う、こういう規定になっております。留置権について優先弁済権を認めるかどうかは立法政策の問題であります。この点は実体法の学者も同意見だと思います。

長谷雄幸久